自動車の住所変更手続きクイックツアー【普通自動車編】
自動車の住所変更手続きは法律で義務づけられています。道路運送車両法という法律に、15日以内に手続きをしなければならないと定められています。罰則も存在しています。
自動車の住所変更手続き方法①車庫証明の申請
自動車の住所変更手続き方法②必要書類を揃える
まずは市区町村役場へ行って住民票を取得しましょう。
車検証の住所から住民票の住所[現住所]まで、つなげなければいけません。お引越しの回数が多ければ戸籍の附票も必要になりますし、結婚して苗字が変われば戸籍謄本も必要になります。
自動車の住所変更手続き方法③書類作成
必要書類がそろったらできるだけ先に申請書類を作成しておきましょう。自動車の手続きの書類は枚数が多く、陸運局に行ってから作成するのは大変です。できれば、前もって一度陸運局に行って申請書類一式もらいに行くか、インターネットからダウンロードもできますので先に揃えておいた方が良いでしょう。
令和3年1月4日より印鑑が不要になりました
普通自動車の住所変更手続きは、国土交通省関係政令の一部改正に基づき、令和3年1月4日より印鑑が不要になりました。但し、当面の間は、従来通りのやり方で押印のある書面での申請でも問題ありません。
自動車の住所変更手続き方法④陸運局へ出向く
住所変更の手続きは、新しいお住まいの管轄する陸運局に行きます。たとえば、今までに大阪ナンバーだったとしても、新しいお住まいが東京都八王子市だとすれば、大阪ではなく、八王子の陸運局に住所変更手続きに行きます。
ナンバーは変わる?
住所変更によって管轄が変わればナンバープレートもその管轄のものに変更しなければいけません。今までのナンバーのままでいいと思ってもルールなので仕方がありません。
ナンバーを変える?
同じ管轄どうしの住所変更なのでナンバーを変更したくても変更できないというものでもありません。同じ管轄のナンバーで新しいものにすることもできます。同じ管轄内の住所変更なら通常は陸運局に自動車を持込む必要はありませんが、この場合、自動車を持込む必要があります。
引越しなど自動車の住所変更手続きを他の人はどうやってしているの?
(1)一般的なのは代行サービスの利用です。
車検の時などに車検証の住所がちゃんと変更されているように思われがちですが、そうではありません。また、車検のついでにディーラーや整備工場にお願いするということも思いつくかもしれませんが、家の登記が不動産屋さんではなく司法書士が手続きの代行をするように、報酬を得て自動車の登録手続きが行えるのは、国家資格のある行政書士でないとできないことが法律で定められています。また、資格者によることでナンバー変更のある場合でも出張封印という資格により、自動車を陸運局に持ち込まなくてよい場合もあります。代行サービスを利用するのであれば行政書士に依頼しましょう。
(2)ガイドを調べて自分で手続きを行う。
住所変更手続きの方法を調べるのも手続きに行くのも手間と時間を必要とします。時間のある人や予算的に自分でしないと難しい学生さんなどに多いです。
(3)ある程度自分で行い、代行サービスを利用する。
お仕事で平日に休みが取れる方は、ある程度自分で手続きをしようとしますが、やはり時間的にも行き詰って途中から代行サービスを利用されるサラリーマンの方が多いです。
どういう方法で行うにせよ、肝心なのはするべき手続きのスタートを切ることです。
自動車の住所変更手続きをはじめよう!
まずは、車庫証明を取得することからはじめましょう。最初にお世話になるのは警察署です。
譲渡し側からの書類がそろっていなくても車庫証明の申請は可能です。その前に車庫はちゃんと確保できていますか?それがまだなら早く車庫を見つけましょう?⇒次のページ【住所変更の際の車庫証明の取り方】